皆さん、こんにちは。白山市議会議員の藤田政樹です。今回は、日ごろのお役立ちネタとして「行政相談・行政相談委員」とはどのようなものか、簡単にご説明いたします。
行政相談とは、公平かつ中立の立場から、国や地方公共団体、特殊法人などの仕事に関する苦情・意見・要望を受け付け、その解決や実現を促進すると同時に、行政の制度や運営の改善につなげる仕組みです。たとえば「どの役所に相談したらいいかわからない」「役所へ申請したが手続きが進まない」「公共施設が壊れていて危険」といったお悩みをお持ちの方が相談窓口となります。
この行政相談を具体的にサポートするのが、総務省から委嘱された行政相談委員です。行政相談委員は、白山市民の皆様に寄り添いながら話を伺い、関係機関との調整や助言を行い、問題解決への道筋を探ります。たとえば、わかりにくい国道の案内標識を改善してほしいという要望や、年金の裁定額に納得がいかないという声も、行政相談委員が適切な部署へつなぎ、改善を促す役割を担っています。
また、近年では国・地方共通相談チャットボット「Govbot(ガボット)」が導入され、オンラインでも気軽に問い合わせができるようになっています。行政手続きは複雑に感じられることが多いですが、こうした仕組みをうまく活用しながら、一つひとつの声が行政に届きやすい環境づくりが進んでいます。
白山市議会議員として、私も白山市民の皆様が抱える不安や疑問をしっかりと受け止め、行政相談委員や関係機関と連携を図りながら、白山市政をより良い方向へと導いていきたいと考えております。お困りの際は、どうぞ遠慮なくご相談ください。皆様と共に、より住みよい白山市をつくるために全力を尽くしてまいります。