皆さん、こんにちは。白山市議会議員の藤田政樹です。今回は、定期予防接種を石川県外で受ける際の手続きについて、わかりやすくご案内します。意外とこの制度はご存じない方が多いと思います。白山市に住民票がある方が里帰り出産や進学などで県外に長期滞在されている場合でも、滞在先の市区町村から同意を得れば、県外の医療機関で定期予防接種が可能です。ただし、接種予定日の14日前までに必ず白山市へご連絡いただき、手続きを進める必要があります。
手続きの流れとしては
- 滞在先の市区町村の同意を得る
まずは、滞在先の自治体に「白山市で交付される定期予防接種実施依頼書に基づき接種を受けたい」旨を相談・申請し、同意を得ます。 - 「定期予防接種実施依頼書交付申請書」(様式第1号)を白山市へ提出
滞在先から同意を得たら、白山市の担当窓口へ交付申請書を提出してください。書類の確認後、「定期予防接種実施依頼書」が交付されます。 - 「定期予防接種実施依頼書」を持参して接種
白山市から交付された書類を滞在先の医療機関へ提示し、定期予防接種を受けます。 - 費用の払い戻し申請
県外で支払った定期予防接種費用は、限度額内で後日白山市から助成(償還払い)を受けることが可能です。接種後、必要書類(領収書原本、予診票、母子健康手帳の写しなど)をそろえて申請してください。申請期間は接種日の1年後の月末までとなります。
白山市民の皆さんが安心して定期予防接種を受けられるよう、私たち白山市議会もサポートしてまいります。県外に滞在している方も、住民票が白山市にある場合はぜひこの制度を活用し、適切な時期に予防接種を受けてください。引き続き、皆さまの健康と安全を守るために全力を尽くしてまいります。